「ヒロインが不治の病系」作品の魅力とはなんだろうか

はてなブログで有名な

www.pipipipipi5volts.com

ピピピピピ氏のツイートでこんなのを見かけた。

僕は「ヒロインが不治の病系」作品、要するに後味が悪い作品とか好きな人間なので

とか返信したんだけど、実際なんで好きなのかと聞かれると上手い返答が思いつかない。

というわけで今回は、自分がなんで好きなのかを改めて考えてみようと思う。ちなみに一部作品のネタバレがありますので、そういったものが嫌いな方はブラウザバックで。

「ヒロインが不治の病系」をなぜ好むのか

一番素晴らしい作品はハッピーエンドで終わる作品だと僕は思ってる。

後味悪いよりは、後味がいい方がいいに決まってる。

主人公とヒロインが困難にあい、絶体絶命のピンチに!それをしっかり解決して最後は大団円・・・。こちらの方が素晴らしいのは事実。

ただしまともに困難を解決し無事に終わればという条件が付く。

現実はどんな方法だろうが幸せであればそれでいいけど、作品、いわゆる創作の場合は幸せになるか不幸になるかは、作者の書くシナリオ次第。どんな困難であっても奇跡が起こりましたってシナリオ描けばハッピーエンドは約束されたも同然なのだ。

僕はこういったご都合主義で無理やりハッピーエンドに持ってきましたパターンは萎えるタイプなんだけど、漫画やアニメだと割とこういったご都合主義が多いんですよね。

や、ご都合主義も嫌いじゃないしいいけどさ。もうちょっとね?なんでそうなるのかちゃんと練ってよとかいうタイプ。はい、面倒な奴ですね。

ただこれが結果的に「ヒロインが不治の病系」を読む一つの理由。

ご都合主義全開のハッピーエンド読んでえー?これあり?とかなるよりは、最悪は回避した、けど幸せというには・・・というメリーバッドエンドタイプの作品の方が現実感があって好きなのだ。

というわけで、なぜヒロインが不治の病系が好きなのかを分析したから、次はなぜそういった作品が魅力的なのかを考える。

一瞬一瞬を懸命に生きるヒロインや主人公の魅力

とりあえずタイトル的な感じの作品をひとつ紹介してみる。

ラノベでは有名な「半分の月がのぼる空」という作品だ。

この作品に出てくるメインヒロインの「秋庭里香」は、先天性の心臓の病気持ちで体質的に手術が難しいと不遇の女の子。

主人公「戒崎裕一」は一時的に入院した際、看護師から「秋庭里香」と話し相手になってほしいお願い(という名の脅迫)をされる。裕一は仕方なく秋庭里香の病室に向かい・・・といった恋愛ものラノベである。

読んだの10年以上前だからプロローグ微妙に違う気がするけど、そこはフィーリングでお願いします。

この作品の魅力はたくさんあるけど今回の題目で上げるなら、一瞬一瞬の幸せために努力する主人公の姿である(里香ちゃんもなんかして他と思うけど記憶がない)

ネタバレになるからあまり詳しくは書かないけど、最終的には二人は結ばれ一応ハッピーエンドにはなります。だけどその幸せは砂上の楼閣で。いつか崩れ落ちるのが分かっている。

その時が来るのがわかってるからこそ今の一瞬一瞬を大事にする。そんな心持ちや覚悟を主人公はサブキャラであり、ある意味先輩にもあたる夏目先生や周りの人、そして里香から教わるんですよね。

命の重さを通じての成長。これが「ヒロインが不治の病系」の作品の魅力。

終わりが決まった人がどのような終末を過ごし何を残すかの魅力

旅立った後は、残される人がいること、、、忘れないでください

最近よく宣伝されてるからか、こんな言葉を思い出しますね。10年以上たっても、印象深いものは忘れないもんですな(意味違うけど)

というわけで、「ヒロインが不治の病系」のもう一つの魅力はヒロインの死の前後。

というわけで「ヒロインが不治の病:・・・とはちょっと違うけど似たような作品をおひとつ

こちらも有名ですねー。ストーリーはアンサイクロペディアのネタバレストーリーに書いてある通りぶっ飛んでますが。

前項で紹介した「半分の月がのぼる空」という作品がいつか終わりが来ても大丈夫なように一瞬一瞬を生きる幸せを描いたものなら、「スパイラル」は終わりが既に決まっている人が、残されたものにどのような希望を残すかを描いた作品。

この作品はその部分を書くと全てネタバレになるので詳しく書けないですが、死を見据えた人間が自分が死んだあと残った人へどうすれば希望を残せるかといった部分が描かれてます。

「ヒロインが不治の病」とはちょっと違いますが、いわゆる余命○○年キャラの魅力があるのではないかと。

 まとめ

長々と書いたけど

  •  命の重さを通じての成長
  •  終わりが決定している人が、どのような生き方をして残されたものにどのような物を残すかといった死生観

が「ヒロインが不治の病系」作品の魅力なんじゃないかなぁと。果たしてこれが答えになってるのだろうかよく分からないけど、疲れたからこれでいいや(適当)

後は僕よりきっともっとこの手な作品が好きな人が語ってくれるさ。

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